熊本地震から一年、ついに熊本城を観に来ました。
熊本市内は特に、地震の痕跡は見受けられず、とても賑わっていました。
しかし、古い建物によっては、ブルーシートをかけられたりしてあり。
そして、目的地の熊本城は、駐車場に入った途端、屋根瓦が落ちかけている長屋。
城内は、まだ危険箇所が多くて、外側から眺めることしかできないそうです。
遠くに天守閣が見えます。
すっかり石が落ちた戌亥櫓。
石垣の石は全て番号が振られているそう。
その番号を元に積み直すために、ここに並べられています。
加藤清正は今の熊本城を造った戦国武将です。(ただし、今観られるお城の大部分は、戦後に再建したそうです。)
ここからが一番近くに天守閣が望めます。
前に来た時は、平日なのに本当に観光客が多くて、賑わっていたのに、天守閣周りの広場は工事関係者だけで、閑かで、だんだん悲しくなってきました。
だけど、修復が完了したら、この地震のことも、過去の数々の事象のように、語られるんだろうな。
あの時も大変だったけど、また、立ち上がれた、と。
江戸幕府が置かれ、大名が細川氏に変わり、西南戦争などの内乱では戦場になり、その間幾度と地震が起き、太平洋戦争で破壊され、それでも熊本城は修復され、ここにある。
それは、熊本の、そして、九州の誇りでしょう。
一日でも早く復興できるように、応援していきたいです。
おまけ
隣接している城彩苑。
戦国武将にコスプレしたイケメンさんがおりました。
おみやげ屋さんやお食事処はもちろん甘味処が充実。
アーケードでは、くまモンスクエアに。
くまもん営業部長はいらっしゃいませんでしたが、暖かい応援メッセージに心があたたまりました。