奈倉まゆみの気ままにぶらり

史跡を巡ったことや旅行、歴史のことなど。

石を切って運ぶって大変。

先日、友人たちと唐津城に行った時、石に謎の刻みが入っているのが気になりまして。 石を切り出すために、楔を入れて割っていたそうです。刻みはその楔のあとなのだそうです。 先日、佐賀市の大和に石切場のあとがあると知りました。 そこで行ってみました。…

木屋瀬宿高崎屋

前回の若松から遠賀川沿いに南へ行くと、江戸時代の宿場町木屋瀬があります。長崎街道の途中とあり、九州の大名の参勤交代や長崎への旅人に多く利用されたのだとか。 間取りは表三間で奥行きがかなりあります。京都や長崎でも見られるし、江戸時代の町家は表…

石炭会館と旧ごんぞう小屋

北九州市若松区の旧石炭会館に行きました。

小川天満宮(久留米編③)

久留米城のあとは田主丸まで行きました。この地域の有力者だった小河(小川)氏の文書が貴重なものとして、文化財に指定されたのは前回の記事の通りです。 今日一番おもしろかったのが、小川天満宮。菅原道真の自画像が祀られているらしい。その昔、この地の有…

久留米城(久留米編②)

前回の青木繁旧居は久留米の城下町でも外れの足軽が住む地域にあたるそうです。 戦火も少なく、通りも昔のまま残っているところも。 ここから北上すると、久留米城があります。 久留米城は、豊臣秀吉政権下、毛利秀包(もうりひでかね)が城主となり、次に田中…

青木繁旧居(久留米編①)

今回は久留米へ。 一番のお目当ては青木繁のかつての住まい。日本史や美術の教科書などで誰でも一度は作品を見たことがあるのではないでしょうか。 近代日本美術史の上でもっとも著名な洋画家の一人である青木繁(1882〜1911)は、久留米市荘島町に生まれま…

リニューアルオープンした門司港駅に行ってみました

2019年3月10日にリニューアルオープンした門司港駅に行ってみました。

平原遺跡・曾根遺跡群

福岡県西部に糸島市があります。 地元で採れた生鮮食品の直売所や、レストランなどがあり、海のレジャーなども楽しめる観光地としても人気です。 この糸島市は、魏志倭人伝に「伊都国」の名で登場します。 今回は、用事のついでに立ち寄ったので、 平原遺跡…

大宰府の山城、四王寺山大野城跡へ

天智天皇の命により造られた巨大な山城大野城の散策をしてきました。 大宰府の防衛施設だけではなく、仏教文化にも触れたり。

日出は豊臣家縁の国?

日出(ひじ)藩(現在の大分県速見郡日出町)は、豊臣秀吉の正室おねの甥の子孫が代々治める国だったとか。 石高三万石。藩祖はおねの兄木下家定の三男木下延俊。 関ヶ原の戦いでは、義兄細川忠興*1の説得で東軍につき、徳川家康に加勢。後に日出藩の藩主に…

嘉麻市散策②ー沖出古墳ー

豊かな平野にこれだけ大きい古墳を築ける力があった豪族が何者か気になります。

嘉麻市散策①ー青い目の人形ー

福岡県嘉麻市の碓井平和祈念館に行きました。 昭和初期、アメリカから贈られた「青い目の人形」のコーナーは興味深かったです。

長府をぶらり(2)

長府に行った話の続きです。

長府をぶらり(1)

下関市長府の史跡巡りをして来ました。 幕末だけでなく、様々な史跡が残る街です。

大刀洗平和記念館にて(2)

豪雨水害をうけて 先日訪れた朝倉。奥の住宅が見える辺りに筑後川があります。(大した写真を撮ってなかったことが無念) あの日は、日が照り、暑かったものの、のどかで緑が美しく、川は穏やかに水を湛えていたのに、5日の筑後川の氾濫から、水害は広がるば…

大刀洗平和記念館にて(1)

大刀洗平和記念館に行きました。今ではほとんど面影が残っていませんが、戦前には巨大な航空基地があったそうです。

熊本に行ってきました

熊本地震から一年、ついに熊本城を観に来ました。 熊本市内は特に、地震の痕跡は見受けられず、とても賑わっていました。 しかし、古い建物によっては、ブルーシートをかけられたりしてあり。 そして、目的地の熊本城は、駐車場に入った途端、屋根瓦が落ちか…

鏡山と河内王陵

古墳を観に行くのが好きです。 どんな方の墓なのか妄想します。 福岡の田川というところは、かつては炭鉱の町として栄えました。ここに香春(かわら)町という小さな町があります。国道沿いのセメント工場が物々しくて目を奪われます。 以前にここを通った時…

はじめまして

はじめまして。 といっても、こちらはサブブログになります。 メインブログはこちら。 nakuramayumi-diary.hatenablog.com 東アジアや日本の歴史、特に風俗史にに興味があります。物好きな程度の知識ですが、史跡や歴史について、こちらには書いていこうと思…