福岡県西部に糸島市があります。
地元で採れた生鮮食品の直売所や、レストランなどがあり、海のレジャーなども楽しめる観光地としても人気です。
今回は、用事のついでに立ち寄ったので、
平原遺跡と近くの曽根古墳群だけ巡りました。
まず、平原遺跡公園。
古い民家があります。旧藤瀬住宅。
案内板によると、江戸時代中津藩神在組の大庄屋職を務めた藤瀬家の住宅だったそうです。建てられたのは、元文二年(1737年)、建築年が明らかな民家としては九州で最古のものだとか。残念ながら、当日は中には入れませんでした。
その奥には平原古墳。
小さな方墳ですが、この中からは、様々な副葬品が発掘されています。
平原遺跡公園。
— 奈倉まゆみ@引っ越し作業中 (@heikoES) 2018年12月29日
最大級の銅鏡に、志賀島の金印は伊都国のものかもという説も、信じたくなる。 #猫の旅 pic.twitter.com/h5smNSbTH8
奈倉まゆみ on Twitter: "平原遺跡公園。
最大級の銅鏡に、志賀島の金印は伊都国のものかもという説も、信じたくなる。 #猫の旅… "
伊都国は邪馬台国の属国で、大陸との交渉に大きな役割を果たしてきたと考えられています。
この遺跡はやや海岸から遠いのですが、海からの侵略に備えてだとしたら、半島を盾に平野が広がるこの土地はとてもよいのではないのでしょうか。
ここから東に曽根地区へ。
狐塚古墳
写真だと分かりづらいですが、前方後円墳です。
おそらく雷山。奥まで行かないと行けないようなので、今日は何の準備もないため断念しましたが、神籠石式山城があるようです。
この雷山の北東に吉備真備が築城を始めた、怡土城がありました。
おそらく大門付近です。
大正時代の石碑が残ってます。
あの山をぐるりと石塁が囲んでいたようです。
石碑の前からの景色。
ここからでは見えるわけがないですが、地図を見ると、壱岐、対馬、朝鮮半島と、まっすぐ並んでいます。
今日はここまで。
次は、もっと準備をしてまわってみたいです。